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2013年05月14日

第21回:“Wonder is the beginning of wisdom.”―「驚きは英知の第一歩である」(ソクラテス)

(本文798文字、読み終わるまでの目安:2分00秒)


こんにちは! ジム佐伯です。
英語の名言・格言やちょっといい言葉をご紹介しています。

0021-surprising_little.jpg
Image courtesy of David Castillo Dominici / FreeDigitalPhotos.net

第21回の今日はこの言葉です。
“Wonder is the beginning of wisdom.”
「驚きは英知の第一歩である。」

これは古代ギリシアの哲学者ソクラテスの言葉です。
プラトン、アリストテレスと来たら、大師匠のソクラテス(Socrates、469–399 BC)をご紹介しないわけにはいけません。ソクラテス自身が書き残した著作物はありませんが、弟子のプラトンや孫弟子のアリストテレスの著作を通して彼の思想を知ることができます。
彼の言葉で超有名なものは、
“Know thyself.”
「汝自身を知れ」
というものもありますね。

0021-socrates.jpg
ソクラテス(Socrates、469–399 BC)
By CherryX (Own work) [CC-BY-SA-3.0], via Wikimedia Commons

“Wonder is the beginning of wisdom.”

いい言葉ですね。
物事に対して驚いたり不思議だと思ったりすることが、その理由や仕組みを考えることにつながり、智恵や知識につながる。人類はこうして進歩してきたのですね。

子供のころや若いころはいろんなことに驚いたり感動したりするものです。その気持ちを大切にして下さい。それが進歩や成長につながるのです。

しかしいつしか大人になると、悲しいことに感受性が磨り減ってきて、ちょっとやそっとじゃ驚いたり感動したりしなくなってしまいます。それでは進歩も成長もできません。

「わたしが一番きれいだったとき」という詩で有名な茨木のり子(Noriko Ibaraki, 1926-2006)が書いた、「自分の感受性くらい」(1977年)という詩があります。その詩は次のような言葉で結ばれています。

「自分の感受性くらい
 自分で守れ
 ばかものよ」

まったく同感です。でもわかっていても、普通ここまでは言えません。
茨木のり子、すごい詩人ですね。


茨木のり子(Noriko Ibaraki, 1926-2006)
『清冽―詩人茨木のり子の肖像 [単行本]』, 後藤 正治(著), 中央公論新社(2010/11)

“Wonder is the beginning of wisdom.”

常にこの言葉を忘れずにいましょう。
いくつになっても驚きの気持ちをもてる感受性を持ちたいものです。

0021-surprising_young.jpg
Image courtesy of adamr / FreeDigitalPhotos.net

それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょう! ジム佐伯でした。

【参考】Wikipedia(日本語版英語版



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posted by ジム佐伯 at 12:00 | Comment(0) | ギリシア・ローマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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