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2017年11月25日

第478回:“Man is a genius when he is dreaming.” ―「夢は天才である」(黒澤明)

こんにちは! ジム佐伯です。
英語の名言・格言やちょっといい言葉、日常会話でよく使う表現などをご紹介しています。



第478回の今日はこの言葉です。
“Man is a genius when he is dreaming.”

「夢は天才である」
という言葉の英語訳です。
「夢みる人は天才である」
といったところでしょうか。
これは日本の映画監督、黒澤明(Akira Kurosawa, 1910-1998)の言葉です。

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黒澤明(1992年撮影)
Image by Kurita KAKU / Contributor [Rights-managed], via Getty Images

黒澤明は1910年(明治43年)に生まれます。東京で体育教官をしていた父親は映画を見ることを「教育上好ましい」と考え、幼い頃から明を連れて映画館に通います。西部劇や連続活劇などをよく見ていたと言います。泣き虫でいじめられっ子でしたが、尋常小学校3年生の時に描いた絵が担任の教師に褒められて以来絵を描くことが好きになり、ほかの科目の成績も上がります。父親の勧めで剣道を始め心身ともに逞しくなり、級長を務めたり、卒業式では総代として答辞を読んだりします。旧制中学の時はドストエフスキー、トルストイ、ツルゲーネフなどのロシア文学に夢中になります。中学を卒業して画家を志しますが、26歳の頃に画業に見切りをつけ、ピー・シー・エル映画製作所(後に東宝に合併)の助監督の募集に応募して、100倍の難関を突破して採用されます。
黒澤は助監督として実地で映画の作り方を学びながら脚本も執筆するようになり、1943年(昭和18年)に脚本と監督を手がけた『姿三四郎(Sanshiro Sugata)』を発表します。33歳の頃のことです。柔道家の青年を描いたこの作品は娯楽の少ない戦時下の人々に受け入れられて大ヒットし、黒澤は華々しく監督デビューを飾ります。



やがて日本は敗戦を迎えますが、黒澤は戦後も精力的に映画製作を続けます。
戦後まもない1946年(昭和21年)、黒澤は運命の出会いをします。新たな俳優を発掘するために開催された「東宝ニューフェイス」の第1回オーディションで、たまたま三船敏郎(Toshiro Mifune)を目撃したのです。当時26歳だった三船は撮影助手志望でしたが、こちらもたまたま手違いで俳優のオーディションを受けて落選。しかし三船に惚れ込んだ黒澤は審査委員長に直訴して採用し、1948年(昭和23年)の『醉いどれ天使(Drunken Angel)』に闇市を仕切る若きヤクザとして三船を主演させます。三船はこれ以来、黒澤映画の常連となります。



1949年(昭和24年)、黒澤は『野良犬(Stray Dog)』を発表します。三船敏郎が演じる若い刑事が拳銃を盗まれ、志村たかし(Takashi Shimura)演じるベテラン刑事と共に犯人を追い詰めるサスペンス映画です。
私服刑事が犯罪を捜査する過程をリアリティー溢れるドキュメンタリータッチで描いた作品は画期的で、黒澤はこの作品により日本で「刑事もの」と呼ばれる映画のジャンルを確立し、やがてテレビで量産される刑事ドラマのルーツにもなります。
また、現在の東京ドームの場所にあった後楽園球場でのプロ野球の試合のシーンや、混沌とした闇市のシーンなど、戦後間もない東京の風俗が丹念に描かれているのも興味深いです。



1950年(昭和25年)、黒澤は『羅生門(Rashomon)』を発表します。
芥川龍之介(Ryunosuke Akutagawa)の短編小説の名作 『藪の中』『羅生門』を題材とした作品です。物語の舞台は平安時代の京の都。荒れ果てた羅生門の下で3人の男が雨宿りをしています。彼らは実に奇妙で理解できない話だったとして、ある侍が何者かに殺された事件のことを語り始めます。荒れ果てた羅生門に降りしきる雨の圧倒的なビジュアルに、観客は映画の冒頭から圧倒されます。この雨のオープニングだけでも世界の映画史に残る不朽の名シーンだと思います。黒澤はこのシーンのために巨大な羅生門のセットを組み、瓦の一枚一枚に「延暦えんりゃく十七年」の刻印を入れるなど、細部にも徹底的にこだわり抜きます。また、雨の迫力を増すために、水に墨を混ぜて撮影したのだそうです。



この映画はやや難解な作品だということもあり、日本での公開時には不評でした。しかし東京外国語大学でイタリア語を教えながらイタリフィルム社(Italifilm)を設立してイタリア映画を日本に輸入していたジュリアーナ・ストラミジョーリ(Giuliana Stramigioli)という女性がこの作品を見て感動し、1951年ヴェネツィア国際映画祭(Venice Film Festival)への推薦作としてこの作品を選びます。彼女は製作した大映の反対を押し切って自費で英語字幕をつけ、『羅生門』をヴェネツィアに送ります。映画祭でこの作品は絶賛され、グランプリにあたる「金獅子賞(Golden Lion)」を受賞します。また、1952年の第24回アカデミー賞(24th Academy Awards)では今の外国語映画賞にあたる名誉賞(Honorary Award)を受賞します。
当時の日本はまだアメリカを中心とする連合軍の占領下にあります。敗戦で自信を失っていた国民は、日本映画が海外で高く評価されたことに驚き、そして喜びます。黒澤明が「世界のクロサワ」と呼ばれるきっかけとなった作品です。


【動画】“Rashomon Trailer (Akira Kurosawa, 1950) (『羅生門』予告篇(黒澤明監督作品、1950年))”, by janusfilms, YouTube, 2009/06/04

1954年(昭和29年)、黒澤は1年以上かけて製作した『七人の侍(Seven Samurai)』を発表します。製作費も当時の通常予算の7倍という破格の大作です。
物語の舞台は日本の戦国時代。貧しい百姓が村を野武士から守るために7人の侍を雇い、協力して野武士の一団と全力で戦う物語です。練り上げられた緻密な構成と人間模様の丁寧な描写、ダイナミックな戦闘シーンなど、あらゆる面で完成度の高い作品です。休憩を入れて3時間を超える大作ですが、見ていて長さを感じさせません。特にクライマックスの雨の中の戦闘シーンは圧巻です。当時のアクション映画の先輩で黒澤も大好きだった西部劇では絶対に描かれなかったであろう、雨の多い日本ならではの名シーンです。

0478-akirakurosawa-onthesetof7samurai-1953-page88.jpg
『七人の侍』撮影当時の黒澤明(1953年撮影)
By 映画の友 (Eiga no tomo) (スキャン) [Public domain], via Wikimedia Commons

この作品は700万人という観客動員で大ヒットとなります。
海外でも高く評価され、ヴェネツィア国際映画祭で準グランプリにあたる「銀獅子賞(Silver Lion)」を獲得します。
またジョン・スタージェス(John Sturges)監督の西部劇『荒野の七人(The Magnificent Seven)』(1960年アメリカ)やアントワーン・フークア(Antoine Fuqua)監督の『マグニフィセント・セブン(The Magnificent Seven)』(2016年アメリカ)など、西部劇として二度リメイクされます。
雑誌やウェブサイトなどが選ぶ映画ランキングでは国内、海外を問わず1位を含む上位の常連となっている作品です。


【動画】“Seven Samurai (1954) - Official Trailer) (『七人の侍』(1954年) - 公式予告篇)”, by Viral Film, YouTube, 2014/08/14

1958年、黒澤は『隠し砦の三悪人(The Hidden Fortress)』を発表します。物語の舞台はやはり戦国時代。三船敏郎が演じる敗国の侍大将・真壁六郎太が、主家の再興を期して上原美佐(Misa Uehara)が演じる秋月家の生き残り・雪姫を連れて逃げ延びようとする活劇です。六郎太と雪姫は、戦場から脱走した2人の百姓、太平たへい又八またはちを同行させて同盟国である早川領を目指すのです。


【動画】“The Hidden Fortress 1958 HQ Trailer list of shame (『隠し砦の三悪人』(1958年)予告編)”, by fortytwotonofmonster, YouTube, 2013/03/14

この太平と又八のとぼけた凸凹コンビがとてもいい味を出しています。ジョージ・ルーカス(George Lucas)が監督したSF映画の金字塔『スター・ウォーズ(Star Wars)』の人気キャラクターであるドロイドのC-3POR2-D2のモデルとなった話は有名です。そもそも、姫を助けるというプロットや男勝りのレイア姫のキャラクター、冒頭シーンやラストシーンの類似性などから、『スター・ウォーズ』自体が『隠し砦の三悪人』の宇宙版リメイクとも言われています。


【動画】“Star Wars Hidden Fortress Comparison (『スター・ウォーズ』『隠し砦の三悪人』比較)”, by Batteries4Holden, YouTube, 2011/08/01

そして1961年(昭和36年)、黒澤は『用心棒(Yojimbo)』を発表します。ある宿場町にふらりと現れた三船敏郎が演じる風来坊の浪人が、ヤクザの2大勢力の縄張り争いで荒廃した町を平穏にするために用心棒として雇われる物語です。名前を聞かれた浪人は、屋外に広がる桑畑を眺めながら「桑畑三十郎」を名乗ります。そして、「もっとも、もうすぐ四十郎だがな」と付け加えます。まったくいいかげんなものです。三十郎は両勢力に近づいて雇われながら、お互いを争わせて共倒れさせようと画策します。



この映画、日本ならではの雨の決戦で盛り上がる『七人の侍』とは対照的に、砂ぼこりが舞う西部劇のような乾いた世界観が特徴です。三船が演じる三十郎のキャラクターも面白く、作品の魅力となっています。殺陣たてのシーンでは三十郎が必ず一人につき2回斬ったり、人を斬る時に「ビュッ」「ズシャッ」といった効果音を入れたりと、黒澤の強いこだわりが感じられます。この「斬撃音」はこれまでなかったもので、その後の映画やテレビの時代劇に大きな影響を与えます。


【動画】“YOJIMBO Trailer (1961) - The Criterion Collection (『用心棒』予告篇(1961年)予告編)”, by criterioncollection, YouTube, 2010/01/19

また、『用心棒』は雰囲気もストーリーも西部劇に近かったこともあり、イタリアのセルジオ・レオーネ(Sergio Leone)が監督してマカロニ・ウェスタン『荒野の用心棒(A Fistful of Dollars, イタリア語原題:Per un pugno di dollari)』(1964年イタリア)として非公式にリメイクされ、若手俳優クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)の当たり役となります。


【動画】“A Fistful of Dollars (1964) - Trailer in HD (Fan Remaster) (『荒野の用心棒』(1964年)予告編)”, by taas007, YouTube, 2016/01/25

そして翌1962年(昭和37年)の元日、『椿三十郎(Sanjuro)』が公開されます。『用心棒』で人気となった三十郎のキャラクターを主人公とした、ストーリー上はつながりのない続編です。この作品で三船敏郎が再び演じる凄腕の浪人は、椿の花を見ながら「椿三十郎」と名乗ります。そして、再び「もっとも、もうすぐ四十郎だがな」と付け加えます。あいかわらずいいかげんです。この作品での三十郎はある藩のお家騒動に巻き込まれ(というか自分から鼻を突っ込み)、腹黒い家老たちの不正を暴こうとする若侍たちを手助けして大暴れします。乾いた風景と同様にハードボイルドだった『用心棒』と比べて、この作品は若干ウェットでユーモラスな娯楽作品に仕上がっています。


【動画】“SANJURO Trailer (1962) - The Criterion Collection (『椿三十郎』予告篇(1962年) - クライテリオン・コレクション)”, by criterioncollection, YouTube, 2010/01/19

さらに翌年の1963年(昭和38年)、黒澤は『天国と地獄(High and Low)』を発表します。アメリカの作家エド・マクベイン(Ed McBain)の推理小説『キングの身代金(King's Ransom)』(1959年)に触発されて映画化した作品で、三船敏郎演じる会社重役の息子が誘拐される姿をリアリティー迫る演出で描いた意欲作です。徹底的に細部にこだわった推理映画として、頭の良い犯人が完全犯罪に近い手際のよさで身代金を得ようとする話です。黒澤は問題意識として、当時の誘拐罪に対する量刑の軽さを世に問いたいとも思っていました。
この作品ではあまりにも洗練された犯罪が描かれたため、映画公開の翌月にはこの映画をヒントにしたりこの映画に刺激を受けたと思われる誘拐事件が多発してしまいます。映画は公開中止にこそならなかったものの模倣犯は大きな社会問題となり、国会などでも問題として取り上げられます。その結果、刑法が改正されて誘拐罪は最高で無期懲役となる重い量刑が課せられるようになります。黒澤が憤った問題が、黒澤自身の映画の影響で解決されることになったのです。



本作品は大スター三船敏郎の重厚な演技に加えて、いかにも頭脳明晰な刑事を演じた仲代達也(Tatsuya Nakadai)のキレッキレの演技がとても印象的です。仲代は『用心棒』や『椿三十郎』でも魅力的な悪役を演じていましたが、今回は正義の味方の刑事役として、犯罪被害者役の三船さえ食ってしまうほどの存在感を見せつけます。
また、当時の国鉄の本物の特急「こだま号」の車両を使って撮影された身代金受け渡しシーンの緊迫感や、豪華で天国のような丘の上の被害者邸と猥雑で地獄のような横浜・黄金町こがねちょうの対比、モノクロフィルムに部分的に着色するパートカラーをとても効果的に用いた演出など見所も多く、将来に渡って語り継がれる歴史的な名作です。
しかし『用心棒』『椿三十郎』『天国と地獄』などの大傑作を毎年次々と送り出すとは、黒澤明恐るべしです。僕はこの時期が黒澤の最盛期だと思います。


【動画】“High and Low (Tengoku to Jigoku) 1963 trailer with subtitles (『天国と地獄』(1963年)予告篇 英語字幕付き)”, by The Movie Planet, YouTube, 2014/02/03

1965年(昭和40年)、黒澤は『赤ひげ(Red Beard)』を発表します。
江戸時代の小石川養生所を舞台に、三船敏郎が演じる老医「赤ひげ」と若き医者や貧しい患者たちを描いた温かい人間愛に満ちた映画です。脚本に2年、撮影に1年半の年月をかけた渾身の一作で、興行的にも成功して国内外で多くの賞を受賞します。黒澤明の最高傑作の一つと言ってもよいでしょう。
しかし撮影スケジュールが大幅に長引いたため予算がオーバーし、東宝は利益を上げることができません。黒澤のこだわりによる予算オーバーはこの作品に始まったことではないため、東宝はついに黒澤との専属契約を解除します。黒澤が55歳の頃のことです。



『赤ひげ』以降、黒澤は不遇な時代を迎えます。
黒澤が描くスケールの映画を製作する映画会社が日本国内に見つからなくなり、黒澤は本格的にハリウッド進出を考えるようになります。しかしハリウッドで映画化しようとしたパニック映画『暴走機関車』は脚本や政策方針でハリウッド側と対立し、計画は中断します。その直後、日本軍の真珠湾攻撃を描いた日米合作の戦争映画『トラ・トラ・トラ! (Tora! Tora! Tora!)』の日本側監督に黒澤は起用されます。しかし黒澤は撮影開始のわずか三週間後に監督を降板します。黒澤の異常なこだわりや精神不安定、東映の撮影スタッフとの対立などによって撮影がほとんど進まなかったためハリウッド側に解任されたのです。50歳台後半という、監督として最も脂の乗り切った時期に、黒澤はまったく映画をつくれなくなってしまいます。



1970年(昭和45年)、黒澤は自宅を抵当に入れて資金を確保して自主製作的に撮った『どですかでん(Dodeskaden)』を発表します。『赤ひげ』公開から既に5年が経っています。
また1975年(昭和50年)にはソビエト連邦から招かれて少人数スタッフで撮った『デルス・ウザーラ(Dersu Uzala)』を発表します。
さらに、1980年(昭和55年)には東宝と20世紀フォックス(Twentieth Century Fox)の共同出資で製作した『影武者(Kagemusha)』を公開します。アメリカの映画監督フランシス・フォード・コッポラ(Francis Ford Coppola)ジョージ・ルーカス(George Lucas)の呼びかけで実現したものです。
そして1985年(昭和60年)、黒澤は日本とフランスの合作で製作した『乱(Ran)』を発表します。
これらの作品は決して駄作ではないのですが、単純明快で冴えに冴えていたかつての切れはまったく見られません。失礼ながら、率直に言うと面白くないのです。「どうしてこうなった」という残念感が漂っています。


【動画】“RAN - New Trailer - Restored in Stunning 4K - In Cinemas April 1 (『乱』新予告篇 4K修復版 - 4月1日劇場公開)”, byStudiocanalUK, YouTube, 2016/02/26

1990年、黒澤は日米合作の『夢(Dreams)』を発表します。黒澤明自身が見た夢を元にした8話からなるオムニバス作品です。日本では出資者が見つからず、黒澤がアメリカの映画監督スティーヴン・スピルバーグ(Steven Allan Spielberg)に脚本を送ってスピルバーグがワーナー・ブラザーズ(Warner Bros.)に働きかけて制作が実現した作品です。
夢を描いただけあってとても幻想的な映像です。しかし言いづらいですが、駄作に限りなく近い映画です。80歳となった黒澤明が描きたいものを描いた、遺言のような作品です。


【動画】“Akira Kurosawa's Dreams - Original Theatrical Trailer (黒澤明『夢』 - オリジナル劇場版予告)”, by Warner Bros., YouTube, 2014/07/08

その後黒澤は、1991年(平成3年)に『八月の狂詩曲ラプソディー(Rhapsody in August)』を、そして1993年(平成5年)に『まあだだよ(Madadayo)』を発表します。『赤ひげ』以降の5年に1本というペースを破って立て続けに作品を制作したのは、自らの死期が近いことを悟ったのかもしれません。
1998年(平成10年)、黒澤は脳卒中でこの世を去ります。88歳の時のことです。

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『まあだだよ』撮影時の黒澤明(1992年撮影)
Image by Kurita KAKU / Contributor [Rights-managed], via Getty Images

“Man is a genius when he is dreaming.”
夢は天才である。

人は夢を見ている時に天才になる。
88年の生涯で30本の映画を監督した黒澤明。
日本映画の黄金時代に大活躍し、世界中に絶賛される素晴らしい作品たちを世に送り出してくれました。
映画を撮っている時の黒澤明自身こそ、まさに夢見る天才だったと言えましょう。
『夢』の制作のさなか、黒澤は第62回アカデミー賞(62nd Academy Awards)名誉賞を受賞しました。表彰式のプレゼンターは若き日のジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグが務め、世界のクロサワを表彰できる喜びを隠し切れないテンションの高さで黒澤を迎えました。黒澤は3日前の90歳の誕生日を皆に祝福され、スピーチをして満場のスタンディングオベーションを受けました。
日本のみならず世界中の人々に夢を与えたことを讃えられたのだと思います。

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アカデミー賞を受賞する黒澤明(1990年撮影)
向かって左がジョージ・ルーカス、右がスティーブン・スピルバーグ
Image by John T. Barr / Contributor [Rights-managed], via Getty Images

それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょう! ジム佐伯でした。


【動画】“Akira Kurosawa Receives an Honorary Award: 1990 Oscars (黒澤明がアカデミー名誉賞を受賞 - 1990年アカデミー賞)”, by Oscars, YouTube, 2013/03/19

【関連記事】第395回:“I dream for a living.”―「生きる糧として夢を見るんだ」(スティーブン・スピルバーグ), ジム佐伯のEnglish Maxims, 2017年01月03日
【関連記事】第319回:“God is in the detail.” ―「神は細部に宿る」(ミース・ファン・デル・ローエほか), ジム佐伯のEnglish Maxims, 2016年05月22日

【参考】Wikipedia(日本語版英語版
【参考】“黒澤明の100本の映画 / 「夢は天才である」 黒澤明”, by 清義明さん, Football is the weapon of the future - 清義明のブログ, 2010/02/14
【参考】“黒澤明『野良犬』|ギラつく若き三船敏郎が疾駆する極上の追跡劇【面白すぎる日本映画 第3回】”, 文・絵/牧野良幸, サライ, 2017年05月03日
【参考】“映画 野良犬(1949) 改めて黒澤明の凄さがわかるね”, ザ・競馬予想(儲かるかも?), 2009年04月05日
【参考】“黒澤明はすごすぎる 『羅生門』”, by サイノツノさん, 21世紀のサイノツノブログ - サイノツノによる提言, 2016-02-09
【参考】“映画『羅生門』の真相!3人は死刑を望んで嘘をついた?芥川龍之介『藪の中』との違いは?”, by sun10roさん, 東京映画塾 Tokyo Accademy Of Film, 2016-11-02
【参考】“黒澤明 〜『七人の侍』私論〜”, 花の絵
【参考】“NO.1 七人の侍 黒澤明”, by yukutakuさん, 死ぬまでに絶対見たい日本映画ベスト100, 2014-09-25
【参考】“隠し砦の三悪人 エンタメの原点にして、最高峰。”, by タイチさん, 素人目線の映画感想ブログ, 2015/06/04
【参考】“『隠し砦の三悪人』(1958)一作で燃え尽きた、上原美佐の一世一代の大仕事。”, 良い映画を褒める会。, 2006/06/14
【参考】“『用心棒』(1961) スーパーヒーロー三十郎誕生。それまでの時代劇を根底から覆した革命的作品。”, 良い映画を褒める会。, 2006/01/12
【参考】“旧作: 現代でも余裕で通じる黒澤明『椿三十郎』の良さ6つ。”, by がど (id:gadguard-twitter)さん, 静かなる備忘。, 2016-03-03
【参考】“黒澤明監督の「椿三十郎」を何度観たことだろうか”, by amamuさん, amamuの日記, 2013-01-30
【参考】“『天国と地獄』(1963)黒澤明監督、現代劇の最高傑作にして完璧な作品。ネタバレあり。”, 良い映画を褒める会。, 2005/12/30
【参考】“黒澤明×三船敏郎「天国と地獄」は総合力の天才であることを証明する映画!”, by 椿コルレオーネさん, ALL WORK OF AKIRA KUROSAWA - 映画は語るものではないけれど
【参考】“『赤ひげ』 〜 黒澤明が達した頂点の光と影”, by (ケ)さん, 趣味的偏屈アート雑誌風同人誌, 2015年10月26日
【参考】“黒澤明「影武者」で世界的復活!「乱」は人生の集大成映画と言える壮大な戦国絵巻!”, by 椿コルレオーネさん, ALL WORK OF AKIRA KUROSAWA - 映画は語るものではないけれど

【動画】“Rashomon Trailer (Akira Kurosawa, 1950) (『羅生門』予告篇(黒澤明監督作品、1950年))”, by janusfilms, YouTube, 2009/06/04
【動画】“Seven Samurai (1954) - Official Trailer) (『七人の侍』(1954年) - 公式予告篇)”, by Viral Film, YouTube, 2014/08/14
【動画】“The Hidden Fortress 1958 HQ Trailer list of shame (『隠し砦の三悪人』(1958年)予告編)”, by fortytwotonofmonster, YouTube, 2013/03/14
【動画】“Star Wars Hidden Fortress Comparison (『スター・ウォーズ』『隠し砦の三悪人』比較)”, by Batteries4Holden, YouTube, 2011/08/01
【動画】“YOJIMBO Trailer (1961) - The Criterion Collection (『用心棒』予告篇(1961年)予告編)”, by criterioncollection, YouTube, 2010/01/19
【動画】“A Fistful of Dollars (1964) - Trailer in HD (Fan Remaster) (『荒野の用心棒』(1964年)予告編)”, by taas007, YouTube, 2016/01/25
【動画】“SANJURO Trailer (1962) - The Criterion Collection (『椿三十郎』予告篇(1962年) - クライテリオン・コレクション)”, by criterioncollection, YouTube, 2010/01/19
【動画】“High and Low (Tengoku to Jigoku) 1963 trailer with subtitles (『天国と地獄』(1963年)予告篇 英語字幕付き)”, by The Movie Planet, YouTube, 2014/02/03
【動画】“RAN - New Trailer - Restored in Stunning 4K - In Cinemas April 1 (『乱』新予告篇 4K修復版 - 4月1日劇場公開)”, byStudiocanalUK, YouTube, 2016/02/26
【動画】“Akira Kurosawa's Dreams - Original Theatrical Trailer (黒澤明『夢』 - オリジナル劇場版予告)”, by Warner Bros., YouTube, 2014/07/08

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