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2016年11月16日

第379回:“Never a failure, always a lesson.” ―「失敗などない、いつもが教訓」(リアーナ)

こんにちは! ジム佐伯です。
英語の名言・格言やちょっといい言葉、日常会話でよく使う表現などをご紹介しています。



第379回の今日はこの言葉です。
“Never a failure, always a lesson.”

「失敗などない、いつもが教訓」
という意味です。
これはバルバドス出身の歌手で、モデルや女優や作家もこなすリアーナ(Rihanna, 1988-)の言葉です。

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リアーナ(2014年撮影)
By DoD News Features (141111-D-DB155-036) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

1988年、リアーナはカリブ海に浮かぶ島国バルバドスの首都ブリッジタウン(Bridgetown)に生まれます。本名はロビン・リアーナ・フェンティ(Robyn Rihanna Fenty)です。小さい頃からレゲエを聞いて育ち、7歳の頃から人前で歌を歌うようになります。ミスコンテストで優勝したり学園祭でマライア・キャリー(Mariah Carey)『ヒーロー(Hero)』を歌ったりと、ハイスクールでは人気者だったようです。15歳の時に友達の紹介で、休暇でバルバドスに訪れていたアメリカの音楽プロデューサーのエヴァン・ロジャース(Evan Rogers)と出会います。エヴァン・ロジャースがリアーナのデモテープを各所に送った結果、ヒップホップとR&B専門のレコードレーベル「デフ・ジャム(Def Jam)」のCEOになったジェイ・Z(Jay-Z)の耳に止まります。リアーナはニューヨークシティでデフ・ジャムのオーディションを受け、2005年に契約が決まります。16歳の時です。
新人歌手のお披露目イベントに偶然居合わせたジェイ・Zの妻であるビヨンセ(Beyoncé)も、リアーナの歌を聴いて強い印象を受けたと語っています。


バルバドスの位置

2005年5月、リアーナはデビューシングル『ポン・デ・リプレイ(Pon de Replay)』をリリースします。17歳の時です。この曲はアメリカとイギリスのシングルチャートで2位となります。また同年8月にリリースしたデビューアルバム『ミュージック・オブ・ザ・サン(Music of the Sun)』は全米アルバムチャートで初登場10位となります。
翌2006年4月にリアーナはセカンドアルバム『ガール・ライク・ミー(A Girl like Me)』をリリースします。このアルバムは全米チャートで初登場5位となります。またシングル『SOS』は全米シングルチャートで1位となります。


【動画】“Rihanna - SOS (リアーナ - SOS)”, by RihannaVEVO, YouTube, 2009/10/06

2007年3月、リアーナはジェイ・Zをフィーチャーしたシングル『アンブレラ(Umbrella)』をリリースします。この曲は全米で7週連続1位、全英では10週連続1位、ヨーロッパでも11週連続1位と大ヒットとなります。
この活躍でリアーナは2008年の第50回グラミー賞で主要2部門、計6部門にノミネートされ、『アンブレラ』で最優秀ラップ・コラボレーション賞を受賞します。
2008年には『テイク・ア・バウ(Take a Bow)』『ディスタービア(Disturbia)』の2枚が全米1位となり、2009年の第51回グラミー賞にもリアーナは2部門にノミネートされます。しかし授賞式の当日の朝、リアーナは恋人だった歌手のクリス・ブラウン(Chris Brown)と口論となって暴行を受け、クリス・ブラウンが逮捕、起訴されるという事件がおきます。


【動画】“Rihanna - Umbrella (Orange Version) ft. JAY-Z (リアーナ - 『アンブレラ』フィーチャリング Jay-Z)”, by RihannaVEVO, YouTube, 2009/12/13

リアーナの楽曲はR&Bとカリブ音楽を混合させたスタイルが特徴です。デビュー当時は少年少女向けの「ティーン・ポップ(Teen Pop)」と位置づけられ、その容姿もちょっと噛んだらすぐに味が無くなるような「バブルガム・クイーン(bubblegum queen)」とか、型にはまって薄っぺらという意味を含めた「クッキーの型抜きのようなティーン・クイーン(cookie-cutter teen queen)」などと形容されます。しかし可愛い女の子から大人の女性へとイメージチェンジに成功し、2009年に雑誌「マキシム(Maxim)」は「地球上で最もセクシーな女性」の8人目にリアーナを選びます。
リアーナはその後も活躍を続け、2008年から2015年までのグラミー賞で合計24部門にノミネートされ、うち8部門を受賞します。グラミー賞のほぼ常連という、ものすごい活躍です。
2012年には映画『バトルシップ(Battleship)』にも出演し、主人公の部下である海軍二等兵曹コーラ・レイクス(Cora Raikes)を演じます。


【動画】“Mahalo Motherfucker By Rihanna - BATTLESHIP”, by Sewiyorum, YouTube, 2012/08/05

リアーナは体にいろいろなタトゥーをしていることでも話題となります。
その中の一つが、右胸の鎖骨の下あたりに彫ったタトゥーです。
“Never a failure, always a lesson.”
「失敗などない、いつもが教訓」
というものです。
このタトゥーは裏表が逆の鏡文字で彫られており、リアーナが鏡で自分を見た時にいつも読めるようになっています。

0379-rihanna_dailymail.jpg
【参考】“'Never a failure, always a lesson': The words Rihanna has had tattooed back to front on her collarbone”, by Chris Johnson, The Times, 10 December 2009

“Never a failure, always a lesson.”
失敗などない、いつもが教訓。

音楽の夢をかなえるためにバルバドスからアメリカへ渡り、「ティーン・ポップ」と言われながらも大人の魅力を開花させたリアーナ。今や最もセクシーな女性の一人と言われています。
この「失敗などない、いつもが教訓。」というタトゥーは、クリス・ブラウンからDVを受けて無残に腫れ上がった顔がメディアに流された2009年の12月に入れたものです。
辛い時にも鏡でこのタトゥーを見て、「いつもが教訓」として頑張ってきたのでしょう。
そう、人生に失敗などないのです。
グラミー賞授賞式当日の朝に恋人に暴力をふるわれるという悲惨な事件を乗り越え、すべてを教訓として成長を続けたリアーナだからこそ、今の人気があるのかもしれません。
今後もリアーナのますますの成長と活躍に期待しましょう。


【動画】“Rihanna's PPAP”, by Kyzers, YouTube, 2016/10/05

それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょう! ジム佐伯でした。

【関連記事】第354回:“Any questions?” ―「何かご質問は?」 (ビヨンセ), ジム佐伯のEnglish Maxims, 2016年08月31日
【関連記事】第344回:“Try everything.” ―「なんでもやってみよう」 (シャキーラ)(『ズートピア』主題歌), ジム佐伯のEnglish Maxims, 2016年08月02日

【参考】Wikipedia(日本語版英語版
【参考】“'Never a failure, always a lesson': The words Rihanna has had tattooed back to front on her collarbone”, by Chris Johnson, The Times, 10 December 2009
【参考】“RIHANNA’S CHEST “ALWAYS A LESSON, NEVER A FAILURE” TATTOO (リアーの胸に「失敗などない、いつもが教訓」のタトゥー)”, by Meghan Mabey, PopStarTats, JUNE 27, 2011
【参考】“Maxim's Hot 100 list for 2009”, by MAXIM STAFF, MAXIM, APR 30, 2009

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posted by ジム佐伯 at 07:00 | ロンドン | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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