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2014年04月05日

第210回:“i'm lovin' it”―「私はこれが好き」(マクドナルド)

こんにちは! ジム佐伯です。
英語の名言・格言やちょっといい言葉、日常会話でよく使う表現などをご紹介しています。

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By Hecki2, 14 March 2007 [Public Domain], via Wikimedia Commons

第210回の今日はこの言葉です。
“i'm lovin' it”
「私はこれが好き」
という意味です。
これは世界的なファストフードチェーンのマクドナルド(McDonald's)の宣伝文句です。2003年に始められ、当初は2年間のキャンペーンでしたが、10年以上たった現在も世界中で使われています。


【動画】“i'm lovin' it”, by Homer Simpson, YouTube, 2016/11/21

文法的には
“I love it.”
が正しいですが、敢えて現在進行形を使うことで躍動感のある表現となっています。
“lovin'”“loving”の訛りを文字化した表現です。
“I”を小文字で表記したことも合わせて、親しみやすさを強調しています。
「アイム・ヴィニット」のように発音されます。

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現在も営業している最も古い店舗(1953年開店)(カリフォルニア州ダウニー)
By Photo by Bryan Hong (Brybry26) (Own work), 20 March 2007 [CC-BY-SA-2.5], via Wikimedia Commons

マクドナルド(McDonald's)の創業者はモーリス・マック・マクドナルド(Maurice "Mac" McDonald, 1902-1971)とその弟リチャード・ディック・ジェイ・マクドナルド(Richard "Dick" J. McDonald, 1909-1998)です。マクドナルド兄弟は1940年にカリフォルニアのロスアンゼルス近郊のサンバーナーディーノ(San Bernardino)という町に小さなレストランを開きます。
マクドナルド兄弟は工場でのハンバーガーの生産と客によるセルフサービス方式を組合せた「スピーディー・サービス・システム(Speedee Service System)」を導入して売上を伸ばします。近代的なファストフードの原型です。

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最初期の典型的なマクドナルドの店舗
(マクドナルド博物館, McDonald's Museum)
By Bruce Marlin (Own work), 2 November 2001 [CC-BY-SA-2.5], via Wikimedia Commons

1954年にミルクシェイク用のミキサーの売り込みでたまたま店を訪れたレイ・クロック(Raymond Albert "Ray" Kroc, 1902-1984)はこのシステムの効率の良さに感心します。そしてこのシステムをフランチャイズ形式にしてシステムそのものを売るビジネスを提案するのです。
クロックは翌1955年に「マクドナルドシステム会社(McDonald's Systems Inc.)」を設立し、シカゴに直営1号店を開きます。1960年には社名を「マクドナルド・コーポレーション(McDonald's Corporation)」に変更します。

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モロッコ・カサブランカのマクドナルド
By Soman, 16 May 2005 [CC BY-SA 2.5], via Wikimedia Commons

今やマクドナルドは世界中のいたる所に店を出している世界最大のハンバーガーチェーンの一つです。
119ヶ国に3万5000の店舗を持ち、年間15億食を提供しているそうです。
“McDonald's”は英語では「メッノウズ」のように発音されます。「マクドナルド」では通じませんね。
香港や台湾では「麥當勞」の文字が当てられ、広東語では「マクンノウ」、北京語では「イダンラオ」と呼ばれます。中国やシンガポールでも簡体字で「麦当劳(イダンラオ)」が使われています。

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パリの中国人地区にあるマクドナルド
By Greudin, 17 September 2005 [Public domain], via Wikimedia Commons

マクドナルドの商品は世界中で売られていることから、ビッグマックの価格を比較することで国ごとの経済力を比較できるという考え方があります。イギリスの経済専門誌「エコノミスト(The Economist)」が1986年に提唱した「ビッグマック指数(Big Mac index)」です。
同じビッグマックでも実際は国によって量が違ったりしますので単純比較にどれだけ意味があるかわかりません。またビックマック指数はもともと為替相場の適正値を考える指数です。でも単純でなかなか面白い指数だと思います。

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日本のビッグマック
By Kici, 21 December 2007 [CC BY-SA 2.1 JP, GFDL or CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

ちなみに2014年1月に発表された最新のデータによると、最も高いトップ3がノルウェー、ベネズエラ、スイスです。最も安いのがインドです。
一人当りGDPで修正した場合、最も高いのはブラジルになります。ブラジルではマクドナルドは比較的ぜいたく品なのです。逆に最も安いのは香港で、インド、日本が次いで安くなっています。日本はビッグマックの価格が先進国の中では例外的に安いのです。長引いたデフレの影響や、牛丼チェーンなどとの過酷な価格競争も影響しているのかもしれません。

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東京のマクドナルド
By Paul Vlaar, 17 July 2004 [GFDL or CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

“i'm lovin' it”
私はこれが好き。

僕もわりと好きですよ。
コーヒーも安くて美味しいですし、街のどこでもあって気軽に利用できます。電源のコンセントを使える席もあったりしますので、よく使っています。まあ、ゆっくりしたい時はスタバなんですけどね。
健康に悪いことを訴えた映画『スーパーサイズ・ミー(Super Size Me)』(2004年アメリカ)もありましたね。めちゃめちゃ面白かったです。
でも普通は毎日食べるわけではないですから、あまり気にしなくてもよいと思います。

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タイのマクドナルド(ドナルドが合掌している)
By eric molina from San Francisco, United States (McDonald's in Thailand), 9 May 2006 [CC-BY-2.0], via Wikimedia Commons

それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょう! ジム佐伯でした。


【動画】“Justin Timberlake - I'm Lovin' It”, by Justin Timberlake, YouTube, 2009/10/03

【関連記事】第38回:“For here or to go?”―「店内でお召し上がりですか? お持ち帰りですか?」(日常会話), ジム佐伯のEnglish Maxims, 2013年06月13日
【関連記事】第140回:“How do you want it done?”―「焼き加減はどうしますか?」(日常会話、レストランにて), ジム佐伯のEnglish Maxims, 2013年12月10日
【関連記事】第157回:“Where is a bathroom?”―「トイレはどこですか?」(アメリカ日常会話), ジム佐伯のEnglish Maxims, 2014年01月07日

【参考】Wikipedia(日本語版英語版
【参考】“マクドナルド初のグローバル・ブランド戦略 i'm lovin' it (TM)をスタート”, 日本マクドナルドホールディングス株式会社, 2003年9月16日
【参考】“The Big Mac index(ビックマック指数)”, The Economist, JANUARY 23RD 2014
【参考】“ビッグマック指数最新版、円相場は36%も過小評価(割安)、その含意は?”, たけなか まさはる, 2014/1/28

【動画】“i'm lovin' it”, by Homer Simpson, YouTube, 2016/11/21
【動画】“Justin Timberlake - I'm Lovin' It”, by Justin Timberlake, YouTube, 2009/10/03

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posted by ジム佐伯 at 07:00 | Comment(0) | レストラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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