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2013年11月21日

第129回:“Life is like a box of chocolates.”―「人生はチョコレートの箱」(フォレスト・ガンプ)

こんにちは! ジム佐伯です。
英語の名言・格言やちょっといい言葉をご紹介しています。

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Image courtesy of Simon Howden, published on 03 November 2009 / FreeDigitalPhotos.net

第129回の今日はこの言葉です。
“Life is like a box of chocolates.”
「人生はチョコレートの箱のようなものだ。」
という意味です。
皆さんチョコレートは好きですか。僕も大好きです。
人生がチョコレートの箱なんて面白い表現ですね。
この言葉には続きがあります。
“Life is like a box of chocolates.
 You never know what you're gonna get until you open it up.”

「人生はチョコレートの箱のようなものだ。
 開けてみなければ中身はわからない。」
というものです。

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Image courtesy of Gualberto107, published on 02 July 2013 / FreeDigitalPhotos.net

これはロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis, 1952-)が監督した映画『フォレスト・ガンプ(Forrest Gump)』(1994年アメリカ)に出てくる言葉です。
『人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない』として映画のキャッチコピーにもなっています。
この映画は大ヒットとなり、アカデミー賞(Academy Awards)の作品賞、監督賞など6部門を受賞しました。
ウィンストン・グルーム(Winston Groom, 1944-)による原作の小説『フォレスト・ガンプ(Forrest Gump)』(1986年)もアメリカでベストセラーとなりました。


【動画】“Forrest Gump - Trailer [1994](フォレスト・ガンプ 一期一会 予告編 [1994年])”, RandomMovieTitles kanal, YouTube, 2011/09/12


フォレスト・ガンプ (講談社文庫)

主人公のフォレスト・ガンプは、アラバマ州の片田舎にすむ男の子です。足に障害があって矯正器具をつけており、知能の発達も遅れ気味とされています。しかし母親は息子の将来を悲観することもなく、普通に育てようとフォレストを公立の小学校に通わせます。
この母親がよく言っていた言葉が、
“Life is like a box of chocolates.”
です。息子の将来を悲観するのではありません。人生は開けてみるまで分からないのです。

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Image courtesy of Rawich, published on 01 March 2011 / FreeDigitalPhotos.net

フォレストは案の定いじめられますが、ジェニーという女の子は優しくしてくれて二人は友達になります。
また、いじめっ子から逃げてばかりだったため、逃げ足だけは速くなります。ある日、逃げている最中に矯正器具が壊れてはずれ、フォレストは驚くほど速く走れるようになります。
フォレストはその正直でまっすぐな性格と、速く走れる能力で人生を切り開いて行くのです。

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Image courtesy of chrisroll, published on 04 March 2012 / FreeDigitalPhotos.net

ネタばれになりますのでストーリーは詳しく描きませんが、フォレストの人生はアメリカの現代史そのものです。
ケネディ大統領、ベトナム戦争、ジョンソン大統領、ベトナム反戦とヒッピー運動、米中外交、ジョン・レノン、ニクソン大統領、ウォーターゲート事件、ピースマーク、エイズ問題などが、フォレストの身近な人物や出来事として描かれます。
また、それらに重ねて、小学生のいじめや友情、初恋、別れと再会、アメリカン・フットボールとチアリーダーなど、人生における普遍的な出来事が描かれます。
アメリカ人にとって、そしてアメリカ人でなくても、ノスタルジーを大いにかきたてられる作品なのです。
ちょっとテイストは違いますが、アメリカ版『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年日本)といったところでしょうか。

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ベトナム戦争(Vietnam War, 1960-1975)
By James K. F. Dung, SFC, Photographer, 16 May 1966, National Archives and Records Administration [Public domain], via Wikimedia Commons

フォレスト・ガンプの知力は大人になってもそれほど高いものではありませんでした。
しかし正直でまっすぐな性格はかわりません。それがガンプの何よりの財産なのです。
場面によってはガンプの周りにいる普通の人たちがガンプよりもはるかに愚かに見えてしまうほどです。
ガンプは劇中こうも語っています。
“I'm not a smart man, but I know what love is.”
「僕は頭がよくないけれど、愛がどんなものかを知っている。」
これも心が洗われるような言葉です。
愛がどんなものかを知っている。それだけで十分ではないでしょうか。まさに素晴らしい能力です。

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Image courtesy of adamr, published on 20 July 2012 / FreeDigitalPhotos.net

“Life is like a box of chocolates.”
人生はチョコレートの箱。

本当にその通りです。
一度や二度の失敗で落ち込むことはありません。
人生フタを開けてみるまでわからないんですから。

ただ、お土産のチョコレートだけは中身がわかるようにしてほしいですね。
特に海外のチョコレートって、なんで「何個入り」か書いてないのでしょうか。
その点でも、『人生はチョコレートの箱、開けてみるまでわからない』という言葉はまさに真実を突いていると言えるでしょう。

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Image courtesy of Stuart Miles, published on 26 August 2011 / FreeDigitalPhotos.net

それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょう! ジム佐伯でした。

【関連記事】第128回:“I never had any friends later on like the ones I had when I was twelve.”―「12歳の頃に持ったような友人を、その後持ったことはない」(スタンド・バイ・ミー), ジム佐伯のEnglish Maxims, 2013年11月19日
【関連記事】第80回:“Information wants to be free.”―「情報は自由になりたがっている」(スチュアート・ブランド), ジム佐伯のEnglish Maxims, 2013年08月25日
【関連記事】第82回:“Back to the Future!”―「未来へ戻れ!」(バック・トゥ・ザ・フューチャー), ジム佐伯のEnglish Maxims, 2013年08月29日

【参考】Wikipedia(日本語版英語版
【参考】“人生いろいろ『フォレスト・ガンプ/一期一会』”, THE CINEMA, 洋画専門チャンネル ザ・シネマ, ザ・シネマブログ, 2009年6月26日
【参考】“映画の中のチョコレート(その1)「フォレスト・ガンプ/一期一会」”, rightwide, Food Watch Japan, スクリーンの餐[15], 2012年2月4日

【動画】“Forrest Gump - Trailer [1994](フォレスト・ガンプ 一期一会 予告編 [1994年])”, RandomMovieTitles kanal, YouTube, 2011/09/12

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posted by ジム佐伯 at 12:00 | チョコレート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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